クリーニングの輝きを持続させるためには?

歯のクリーニングでお越しいただく患者さんが気になることとして、多くお話しされるのが「歯に付いた着色が気になる」ということです。
クリーニングの際に研磨することで着色は除去できますが、また数か月、置きますと付いてきます。歯の色が笑顔の印象をかえることもあります。

着色の原因

  • ・お茶、紅茶などのリーフティー
  • ・コーヒー
  • ・赤ワイン
  • ・タバコ
  • ・カレー
などです。

着色といえば、身近な例でいいますと、例えば毎日使用するカップや湯呑の、うまく洗えないところに、いつの間にか汚れがついてしまいます。
これは、コーヒーやお茶に多く含まれるタンニンという成分によって起こります。 歯の表面も全く同じようなことが起こります。
また、赤ワインなどに含まれるポリフェノール、カレーの色素、タバコのヤニなど、色々な物質によっても、歯の表面に着色汚れが生じてしまいます。

では、どうやって歯を白く保てば良いのでしょう?
それは、定期的な歯科医院での『歯のクリーニング』と、ご自宅での歯磨き、食生活です。
ただし、歯の色素沈着した色に関しては、自費診療による『ホワイトニング』という処置が必要です。



歯のクリーニング

当院では、3~4か月毎の定期クリーニングを行っております。
通常の歯磨きで取れない頑固な着色や取れにくい部位などを専用の機械でお取りします。
また、歯の表面がザラザラですと着色しやすくなるため、最後に歯をツルツルに研磨します。
着色付着が多量にみられた方も、定期的にお越しいただき、歯の研磨を続けたことによって、着色も付きにくくなりました。
ただし、クリーニングしたからと言って永久的に効果が続くわけではありません。
食生活やお口の清掃状態によって変わってきます。
効果をより長く持続させるためにも、普段の歯ブラシが大切です。

当院では、歯科口腔ケア専門の歯科衛生士による歯磨き指導を行い、お家でも出来るやり方を優しくお教えします!

*クリーニングの諸注意
クリーニングは検診してからの施術になります。
検診の結果やお口の状況によってはすぐにクリーニングできない場合もあります。
クリーニング後、最低一時間はタバコを吸わないで下さい。飲食も避けて下さい。
クリーニングを行った日は色素の強い食事は避けてください(コーヒー、お茶、カレー、キムチ、赤ワインなど)
タバコを多く吸う方や、着色の強い食べ物を好まれる方は個人差はありますが定期的に着色を取る必要があります。


自宅でできる、セルフクリーニング

いくら定期的に歯科でクリーニングを受けていても日々のお手入れをおろそかにしていたのでは意味がありません。歯も肌や髪と同じようにキレイに保つためには毎日のお手入れも大切です。歯科で行うクリーニングのようにはいかなくてもご自身で行うセルフクリーニングで歯の健康を維持しましょう。

1.これが肝心!歯ブラシでのブラッシング

歯ブラシは歯の表面のエナメル質や、デリケートな歯ぐきを痛めないためにやや柔らかめの物を使用してください。たまに固い歯ブラシでガリガリ磨かないと磨いた気がしないという方もいらっしゃいますが、歯ぐきが下がり知覚過敏の原因になってしまうのでおススメはしません。歯ブラシの交換時期としては毛先が開いてきた頃や1か月に1度の交換をおススメします。

2.まさにかゆいところに手が届くタフトブラシ

タフトブラシ

タフトブラシって聞いたことがありますか?意外と知られていない歯ブラシです。日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは80%の人が使用している補助歯ブラシです。形は細めの柄に三角のブラシがついています。そのため「ポイントブラシ」とも呼ばれています。タフトブラシはその独特な形から普通の歯ブラシでは磨きにくいところが磨きやすくなっています。歯と歯の間の根本の部分や一番奥の歯の裏が特に磨き残しが多い部分なのでこの歯ブラシを使えば簡単に磨くことができます。当院がオススメするのは、プラウトという歯ブラシです。
歯と歯の間の根本の部分や一番奥の歯の裏が特に磨き残しが多い部分なのでこの歯ブラシを使えば簡単に磨くことができます。他のタフトブラシより歯垢除去力が抜群に良いと歯科衛生士の中では言われています。かかりつけの歯科で販売していない場合はインターネットで購入できます

3.デンタルフロスで残ったプラークを落とそう

デンタルクロス デンタルクロス

虫歯や歯周病の多くは歯と歯の間から始まります。しかし、歯ブラシだけしか使っていない方が多いようです。歯ブラシでプラークが取れる割合は60%、デンタルフロスを使えば80%までプラークを取ることができます。残り20%は歯医者でのクリーニングです。

4.仕上げのフッ素

フッ素入り歯磨き粉

フッ素配合の歯磨き粉を使用した場合の虫歯予防率は、2年間の使用で20〜30%と言われています。フッ素にはプラークが作る虫歯の原因菌の働きを弱めたり歯の再石灰化を促したりする働きがあります。今市販の歯磨き粉のほとんどにフッ素が配合されているので使用をおススメします。