矯正歯科治療で押さえておきたいポイント

矯正歯科治療は、平均で2年もかかるとても長い治療です。したがって、歯科医院とのお付き合いもそれだけ長くなります。 もし矯正歯科治療を始める際、安易な理由で歯科医院を選んでしまったら、後悔することに繋がるかもしれません。 今回は、矯正歯科治療を始めるときに、押さえておきたいポイントをご紹介します。

1.こどものうちに矯正をしておくメリット

こどものうちから矯正をしておけば、あごの成長をコントロールできるのに加えて、永久歯が綺麗に生えそろい、抜歯する可能性が減ります。

子どもの笑顔

2.信頼できる歯科医院を選ぶ4つのポイント

信頼できる歯科医院には、いくつかの共通点があります。ここでは、信頼できる歯科医院を選ぶポイントを3つご紹介します。ぜひご参考にしてみてください!

・・1. 矯正歯科専門医がきちんと在籍している、または矯正歯科専門医院
子どもの歯を矯正するためには、治療を受ける本人やその親がきちんとした知識を持つということが大切。
しっかりと歯科医院について下調べすることが必要です。 おすすめは、矯正歯科専門医による治療を受けられる歯科医院です。神谷歯科医院では日本矯正歯科学会の認定医が治療致します。

・・2. 問診・検査を入念にしてくれる
矯正歯科は、とても高度な知識と技術が必要な歯科治療です。それゆえ、しっかりとした矯正歯科院では、問診や検査を入念にしてくれます。 治療を受けるお子さんのあごの状態や歯の状態をしっかりと調べ、きちんと検査をした上で治療を始めてくれる歯科医院を選びましょう。

しっかりしたカウンセリング

・・3. 納得するまで内容を説明してくれる
矯正歯科治療は、非常に長いスパンで見ていく治療法。治療を終えるまでに「平均で2年、早くても1年はかかるといわれており、非常に長いスパンが必要な治療です。 矯正の治療前には必ずセファロという特殊なレントゲン撮影をします。 患者さんに対して「どのような治療を施すのか」「費用がどれだけかかるのか」といった詳しい方針や説明を、本人が納得するまで丁寧に説明してくれるような歯科医院を選びましょう。

・・4. 一般歯科もある歯医者を選ぶ
歯列矯正を開始する前には虫歯を治療したり親知らずを抜歯したりする必要があるので、矯正歯科と一般歯科が一緒になっている歯医者を選びましょう。矯正治療だけではなく、虫歯や歯周病の治療など総合的に診てもらえるからです。 さいごに矯正歯科は治療方法によって長い年月通院する必要があるので、通いやすい場所の歯医者を選ぶようにしましょう。定期的に歯の検査やお手入れをすることでより健康に過ごせるようになりますので、矯正歯科だけではなく、幅広い分野の治療が可能な医院を選ぶようにしましょう

矯正歯科を始める5つの手順

矯正歯科の治療へ入るまでには、大きく分けて5つの手順があります。 矯正歯科治療を行う際、この段階をきちんと踏んでくれているかということを目安に考えてみると良いでしょう。下記が、矯正歯科治療の手順となります。
・・1. カウンセリング 現在の歯並びやかみ合わせの確認、患者さんの悩みなど聞いた上で、具体的な治療方針の説明する。
歯の問診
・・2. 検査 患者の口内の状態、口周りのパノラマ写真の撮影、セファログラム(頭部X線写真)の撮影、かみ合わせ検査などを行う。
・・3. 検査の結果を分析 コンピューターを用いて細かに分析する。
・・4.診断結果の説明と治療方針等の説明 綿密な検査をした上で、診断結果を患者さんに報告、これからの治療方針を丁寧に説明する。
・・5. 患者の同意を得て治療開始 患者さんが治療内容について、全て理解・納得をした上で、本人の同意の下、治療を開始する。 歯科医院によって、矯正歯科治療へ入るまでの流れや手順に若干の違いはありますが、大まかに説明するとこのような流れになります。
チェックした方がいいポイントは「検査」「検査の結果を分析」「診断結果の説明と治療方針等の説明」を、丁寧にやってくれるかということ。 後悔のない矯正歯科治療を成功させたいのでしたら、患者側も医師の態度や行動をしっかりと観察することが重要です。

自分に合った歯科医院を探そう!

こどものうちから矯正をすることで、健康的な永久歯を維持できます。ですが、こどもの矯正治療期間は、大人よりも長いため、しっかりとした歯科医院選びが肝心。まずはおこさんや、自分の生活にあった歯科医院を探してみましょう。


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2018.12.04「歯並びをキレイにしたい! 矯正治療について詳しく教えます!」>>
2018.12.10「目立ちにくいマウスピース矯正とは?」>>

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