歯を失うということ③

前回は、歯を失うことのデメリットについて3つご紹介しました。

今回は、残りの3つを説明します。

 

④歯の寿命が縮まる

 残された歯が動いて 歯と歯の隙間が開いてくると、その部分に磨き残しがたまりやすくなります。 その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まります。 虫歯、歯周病が進行してしまうと、残された歯まで抜かなくてはならなくなります。

 

⑤全身に影響が出る

 歯がない場所では噛めないため、片側のみで噛む癖がついたり、噛み合わせが変わることで、顎の筋肉がアンバランスに働き、周囲の筋肉にも影響が及びます。 結果、頭痛や肩こり 耳鳴りが起こる場合があります。

 

⑥認知症になりやすくなる

 噛むということは脳への刺激になります。 よく噛めないままでいると、噛みにくくなることで 脳への刺激が少なくなってしまいます。 結果、認知機能の低下なども引き起こします。 失った歯を人工物で補う治療を「補綴(ほてつ)治療」といいます。抜歯した傷口が落ち着いたら、早めに補綴治療を受けましょう。

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