インプラント手術の手順

インプラントは手術を伴います

インプラント手術は従来のブリッジ、入れ歯とは治療法や手順も異なります。その為しっかりカウンセリングを行い、患者様のお悩み、どうしたいのかをお伺いし、インプラント専門医より分かりやすく丁寧にご説明いたします。 そもそも、インプラント治療とは失ってしまった歯の代わりに人工の歯根を埋め込んでから人工の歯を装着し、噛み合わせを調整していき、失ってしまったご自分の歯と同様にしっかりと噛めるようにする治療です。

インプラント治療の大まかな流れとしては、最初に簡単なお口の中の検査とレントゲン撮影を行います。治療方法や治療期間などについて分かりやすく説明をし、患者様が納得した上で治療の計画を立てていきます。 レントゲン検査だけでは2次元(平面画像)でしか歯の状態を確認できないため、歯科用CTで3次元(立体画像)の断層撮影を行います。インプラントを埋め込む本数や補助手術が必要かなども含め、事前にインプラント手術のシミュレーションをすることで、より詳細な治療計画を立てることができ、より正確で安全な治療を受けることができます。

インプラント手術は、あらかじめシミュレーションされた長さ、太さのインプラントを骨に埋め込みます。必要であれば、この時に骨を足す手術(補助手術)なども行われます。一般的な埋め込みの手術自体は30分から1時間程度で完了します。

インプラントと骨が結合したら、2次手術では人工の歯(セラミックなどのかぶせ物)を取り付けるための土台となる部分を装着し型をとります。人工の歯が完成したらセットして治療完了になります。

インプラント治療後は定期的にメインテナンスを受ける必要があります。インプラントの最大の敵は歯周病です。メインテナンスでは歯周病予防や治療、インプラントの周囲に炎症が発生していないか、噛み合わせは問題ないかなどのチェックやお手入れをします。

インプラントを長期安定で持たせるためには3ヶ月から6ヶ月に1回は定期的にメインテナンスを受けると良いでしょう。

インプラント『手術』と聞くと、流れや治療期間、腫れなど、何も分からないと治療への不安や恐怖心も出てきてしまいます。そんな不安や恐怖心を軽減するために、こちらではインプラント治療の一般的&基本的な流れを簡単に紹介しています。

歯を失ってしまってインプラント治療を検討されている方は一度こちらをご覧ください。インプラント治療が少し不安な方、ご不明な点がある方はお気軽にご相談ください。

手順

1. 局所麻酔を行い、歯肉を切開します。

局所麻酔を行い、歯肉を切開します。

2. 歯のない部位の歯肉を少し切開、骨を露出します。

歯のない部位の歯肉を少し切開、骨を露出します

3. インプラントを埋入する穴をドリルで形成します。

インプラントを埋入する穴をドリルで形成します。

4. 形成された穴にインプラントを植立します。

形成された穴にインプラントを植立します。

5. 埋入後、3ヵ月から6ヵ月インプラントと骨とが結合するのを、歯肉を縫合し待ちます。

入後、3ヵ月から6ヵ月インプラントと骨とが結合するのを、歯肉を縫合し待ちます。

6. 歯肉を開いてアバットメントをフィクスチャーに連結します。

歯肉を開いてアバットメントをフィクスチャーに連結します。

7. アバットメントにセラミックの人工歯を装着します。

アバットメントにセラミックの人工歯を装着します。

インプラント治療について

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