【重要】インターネット上での悪質な口コミ・誹謗中傷に対する当院の対応方針について
平素より、当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
当院では、ご来院いただいた患者様からの貴重なご意見やご感想を真摯に受け止め、日々の診療やサービス向上のための糧としております。至らない点へのご指摘につきましても、真摯に改善に努めてまいります。
しかしながら、近年、Googleマップをはじめとするインターネット上の口コミサイト等において、当院や当院のスタッフに対する事実無根の書き込み、度を超えた誹謗中傷、業務妨害にあたるような悪質な投稿が確認されることがございます。
当院では、通院される患者様に安心して治療を受けていただける環境と、スタッフが安心して働ける環境を守るため、こうした悪質な書き込みに対しては、毅然とした対応をとる方針といたしました。
昨今の社会的な動向と裁判例について
昨今、医療機関に対する悪質な口コミについては、社会問題として認識されており、司法の場でも厳格な判断が下されています。
賠償金の増額判決(2025年7月 大阪高裁)
歯科医師がGoogleの口コミで名誉を毀損されたとして訴えた裁判において、投稿内容が虚偽であると認定され、控訴審で賠償金が増額される判決が出ました。
プラットフォームに対する集団訴訟(2024年4月)
全国60名以上の医師・歯科医師らが「不適切な口コミが放置され権利を侵害された」として、Googleに対して損害賠償を求める集団訴訟を起こしています。
削除命令の判例
Googleマップの口コミに対し、「病院の名誉を侵害する」として裁判所が削除を命じる判決も出ております。
法的措置の対象となる「悪質な口コミ」の基準
当院では、「治療が合わなかった」「対応が冷たく感じた」といった個人の主観に基づくご感想について、法的措置をとることはございません。しかし、以下のような場合は「名誉毀損」や「業務妨害」にあたると判断し、厳正に対処いたします。
虚偽の事実の記載
実際には行っていない処置や、事実とは異なる院内環境(例:「麻酔をせずに削られた」「器具が汚い」など)を書き込む行為。
極端な誹謗中傷
社会的評価を著しく低下させる暴言や不当なレッテル貼り(例:「詐欺」「カルト」などの表現)を含む書き込み。
具体的な対応措置について
上記の基準に該当する悪質な投稿に対しては、顧問弁護士や警察機関と連携の上、以下の法的措置を含めた対処を行います。
発信者情報開示請求
プロバイダ責任制限法に基づき、裁判所の手続きを経て、匿名であっても投稿を行った人物(氏名、住所、IPアドレス等)の特定を行います。
損害賠償請求(民事上の措置)
発信者が特定された後、名誉毀損や営業妨害によって当院が被った損害(調査費用、弁護士費用なども含む)について賠償請求を行います。
刑事告訴(刑事上の措置)
内容が特に悪質であると判断した場合、名誉毀損罪(刑法230条)や偽計・威力業務妨害罪(刑法233条、234条)などの容疑で、警察へ被害届を提出し、刑事告訴を行います。
患者様へのお願い
私たちが法的措置をとるのは、あくまで「悪意のある虚偽の投稿」や「限度を超えた誹謗中傷」から医院とスタッフ、そして他の患者様を守るためです。
治療やスタッフの対応に対する率直なご感想、改善を求める正当なご意見につきましては、これまで通りありがたく受け止め、より良い医院づくりに活かしてまいります。
多くの善良な患者様にはご心配をおかけいたしますが、安全で信頼できる医療環境を維持するための取り組みに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年3月9日
神谷歯科医院
院長 神谷 直彦