ホワイトニングの失敗談と、あなたが失敗しない為の方法

スタッフブログ(予防・ホワイトニング)

歯のホワイトニングは、笑顔がいっそう魅力的になると人気の方法です。美しい歯は自分に自信を付けてくれますよね。近年では、ホワイトニングを行う歯科医院が非常に増えたため、遠方まで行かなくても気軽に施術を受けられるようになりました。しかし、ホワイトニングに満足する人がいるなか「失敗した」と感じる人もいます。

ホワイトニングの成功と失敗を分けるポイントは何でしょうか。この記事では、代表的なホワイトニングの失敗談や、失敗してしまう理由について解説します。また、ホワイト二ングを失敗しないため、おさえるべきポイントについても紹介します。ホワイトニングの失敗について正しい知識をもち、快適なホワイトニングに役立てましょう。

 

ホワイトニングの失敗談ってどんなものがある?

ホワイトニングの失敗談と、あなたが失敗しない為の方法2

 

ホワイトニングのイメージは、魅力的な白い歯が手に入るというものです。そのため「失敗」と感じるケースは気になりますよね。以下の段落では、ホワイトニングでトラブルが起きたケースや失敗談について項目ごとに解説します。

歯が痛くなった

ホワイトニングにより、冷たいものや熱いものを食べたときに歯がしみる、知覚過敏のような痛みを感じる人もいます。これは多くの場合、ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素が原因です。歯を白くする過程で、過酸化水素が歯の表面の膜「ペリクル」を剥がすため、歯は敏感な状態になります。

しかし、ペリクルは1日程度で元に戻るため、通常は一時的な痛みです。また、もともと知覚過敏を持っていた人も、過酸化水素の刺激により痛みを感じることがあります。

歯茎が痛い、出血した

ホワイトニングで歯茎の痛みを感じたり、出血があったりするケースもあります。オフィスホワイトニングに使われる過酸化水素は、消毒液の「オキシドール」にも使われているものですが、濃度が高いため歯茎に付着すると痛むことがあるのです。通常は、過酸化水素が歯茎に付着しないよう事前に保護剤を塗りますが、塗り方や量にミスがあるとトラブルにつながります。

また、ホームホワイトニングでも薬剤が歯茎に付いて痛む、合わないマウスピースがこすれて出血するなどの場合があります。ホームホワイトニングで使う薬剤は刺激が弱めですが、ホワイトニング時間が長いため、薬剤の塗布方法やマウスピースのカーブが間違っていると歯茎が傷つきやすいのです。

歯が逆に黄ばんでしまった

ホワイトニング後の飲食物や嗜好品に関する注意点を守らなかった場合、ホワイトニング前よりも歯が黄ばんでしまうことがあります。過酸化水素が歯のペリクルを剥がすことを前述しましたが、ペリクルが剥がれた歯は、非常に着色しやすい状態です。

そのため、ペリクルが戻るまでに色の濃い飲食物などが歯に付着すると、かえって黄ばんでしまうことがあります。ホワイトニング後にどのような飲食物を避けるべきかについては詳しく後述します。

色にムラがある

コンディションの異なる歯に薬剤を塗ると、浸透度合いにばらつきが出て色ムラができることがあります。ホワイトニングの施術は複数回行うため、通常は色ムラを補正するように回数を重ねれば改善されるものです。

しかし、もともと歯にあった斑点などの色ムラが、ホワイトニングを重ねて目立つようになるなど、改善されないケースもあります。また、ホワイトニングでは歯の詰め物は白くできないため、詰め物との色の差が目立つこともあるでしょう。

ホワイトニングが失敗したのはなぜ?

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ホワイトニングが失敗する主な原因は、確認不足や歯の状態の問題、施術の問題などです。以下の段落では、主な失敗理由を4つに分けて解説します。失敗理由を事前に知っておくと、満足できるホワイトニングに役立つでしょう。

ホワイトニングの知識が足りなった

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングとも、開始前は歯科医院からメカニズムや注意点などの説明があります。しかし、これをよく理解していなかったり、守らなかったりすることはトラブルの原因です。

例として、規定の時間を超えてホームホワイトニングするなど、自己判断での施術は歯の痛みや損傷の一因となります。使用する薬剤や白くなるメカニズムをよく理解し、カウンセリングでの注意点をしっかり守ることが重要です。

ホワイトニング直後の注意点を守らなかった

ホワイトニング直後の重要な注意点は、色の濃い飲食物や嗜好品を避けることです。ペリクルの剥がれた歯は着色しやすいため、ホワイトニング直後はカレー、赤ワイン、コーヒーなど、色の濃い飲食物や喫煙を避ける必要があります。

また、ホワイトニング後約1時間は炭酸飲料や柑橘類、お酢など、酸性の飲食物も避けます。これらの注意点を守らないと、ホワイトニング前よりくすみや黄ばみが悪化する可能性があるため、注意が必要です。

エナメル質の層が薄かった

歯のエナメル質が薄いため、しみるような痛みが起きることもあります。歯は層の構造になっており、外側にエナメル質、その下に象牙質、その下に歯の神経があります。通常はエナメル質が下の層を刺激から守っているのですが、エナメル質が薄いと薬剤の刺激が象牙質に伝わり、神経が痛みやすくなるのです。

また、睡眠中の歯ぎしりなどにより、エナメル質に傷が付くこともあります。このケースでは、エナメル質に厚みがあっても傷を通して刺激が伝わってしまいます。

施術や薬剤の不適

歯科医院での施術方法や薬剤濃度が不適切なことも失敗の原因です。通常、歯科医院では虫歯や歯周病の治療を優先し、口内の環境を整えてからホワイトニングを行います。こういった施術がずさんであると、痛みや炎症が起こりやすいため失敗につながるでしょう。

また、歯の状態に対して濃度が高すぎるなど、適切でない薬剤を使うこともトラブルの一因です。さらに、ホームホワイトニングの時間を延ばすなど、間違った自己判断も失敗の原因となります。

ホワイトニングで失敗しない方法は?

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ホワイトニングの代表的な失敗談や、主な失敗の原因について解説しました。ホワイトニングの失敗を避けるには、事前の知識やリサーチがポイントです。以下の段落では、失敗を避けるためのポイントについて解説します。

ホワイトニングがどういうものか理解する

納得のいくホワイトニングには、正しい知識を持つことが重要です。例として、ホワイトニングは1回で完了するものではなく、一定の期間継続するものです。また、飲食物などによる色戻りもあります。この点を理解していないと、継続できない可能性があります。

さらに、得られる白さには個人差があることも知っておきましょう。また、妊娠中の施術や神経を抜いた歯への施術は難しいなど、ホワイトニングができない場合に関する知識も重要です。

丁寧なカウンセリングがあるかどうかをみる

前述したように、ホワイトニングでは痛みを感じる場合があり、注意点を守らないとかえって黄ばんでしまう場合もあります。歯科医院選びの際は、そういった注意点の説明も怠らない、カウンセリングが丁寧な医院を選びましょう。

また、事前の口内環境のチェックが丁寧な歯科医院なら、より安心できます。不安な点があれば小さなことでもカウンセリングの際に質問してみましょう。質問への答えが的確かどうかもチェックポイントです。

ホワイトニングの失敗談と、あなたが失敗しない為の方法

ホワイトニングの失敗談には、痛みを感じる、色が黄ばむ、色ムラが出るなどがあります。失敗の原因は主に、知識不足や歯の状態によるものです。失敗を避けるには正しい知識を持ち、カウンセリングの丁寧な歯科医院を選びましょう。神戸元町の神谷歯科医院では「ひとりひとりの患者様にご安心とご満足を」を理念とし、丁寧なカウンセリングを元にホワイトニングを行います。

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングはもちろん、それぞれのメリットを合わせたデュアルホワイトニングも可能です。歯や歯茎の状態を定期的にチェックしつつ、快適なホワイトニングを提供します。神戸元町で歯科医院を選ぶなら、気軽に無料カウンセリングできる神谷歯科医院へ問い合わせましょう。

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