歯を長持ちさせたい!虫歯の再発を防ぐ秘訣

1.詰め物や被せ物は、どのくらい長持ちするのか。

歯科医院で使用されている詰め物・被せ物の多くは、下記の3つの素材を組み合わせて使います。
①金属 ②セラミック ③レジン
素材によって寿命は異なり、上記の中ではレジン素材がもっとも短命で、2年程度の寿命となります。金合金の場合は、それより長い10年前後が目安となります。オールセラミックについては、10年から20年のうちに寿命が来ると考えられています。強度面でいえばオールセラミックがもっとも理想的ということになりますが、管理が適切であれば金属やレジンでもそれ以上の期間に渡って使用し続けられる可能性があります。 口腔内の状態は患者さんのそれぞれで異なるため、最長で20年といわれるオールセラミックについても、必ずしも20年を保証するものではないことに注意が必要です。 一定期間を過ぎたあとは、歯科医院で検査を受け、必要に応じて補っていく事をおすすめします。

歯の詰め物の種類

【詰め物の耐久性】
<メタルインレー>
メタルインレーは保険適用の治療です。金属を全体に使った詰め物であり、材質的に粘りがないので、歯との適合はやや劣ります。
<ゴールドインレー>
ゴールドインレーはメタルインレーと同じ、金属の詰め物です。金合金でできており、しなやかで歯とのなじみが一番良いです。 耐久性も非常に高い反面、金属色が目立つため審美性には欠ける特徴があります。
<セラミックインレー>
陶材でできており、吸水性がないので着色はまったくありません。
天然歯のように透明感があり耐久性も非常に高く、強度的にも優れているので、長期的な使用に適しています。
<コンポジットレジン>
コンポジットレジンは医療用のプラスチックであるレジン素材を使う、保険適用の治療法です。強度はやや弱く、1年程度で補修部分への着色が目立ち始めます。

【被せ物の耐久性】
<メタルクラウン>
保険適用の被せ物です。非常に硬く壊れることはありませんが、材質的に粘りがないので、歯との適合はやや劣ります。
全体的に金属を使っているため審美性に欠けるほか、歯茎の色が黒ずんだ金属アレルギーが起こりやすいです。
<前装冠>
前装冠は金属にレジンを組み合わせた被せ物です。保険治療で比較的安価に治療ができますが、耐久性は弱くレジン部分が黄色に変色しやすい特徴があります。
<cadcam冠>
cadcam冠は歯の一部分について、新たに保険適用となった治療法です。コンピューターを使って患者さんの歯の被せ物を正確にデザインできるのが特徴です。
天然歯との相性が良く審美的にも高い効果が期待できますが、耐久性が少し弱まります。
<オールセラミック>
全てセラミック(陶材)でできており、金属が全くないので歯はもちろんのこと、歯ぐきもかぶせているとはわからないほど自然で、見た目がきれいです。吸水性が無いため、永年の使用でも変色せず美しさが保てます。金属アレルギーのある方にも可能です。 耐久性・審美性・機能性のすべてについて高いレベルを誇るセラミック製の被せ物です。

どんな素材でも、人工的に装着した詰め物や被せ物には寿命が訪れます。天然の歯ほど安定して使用できる歯はありませんので、元の歯をできるかぎり大切にして、気持ちよくものが噛めるように心がけたいところです。 歯科治療で詰め物や被せ物を入れる際には、素材そのものの耐久性を考慮し、どの歯にどの素材を使うかを決めなくてはなりません。 また、虫歯を予防したり、歯並びの矯正、歯ぎしりを予防するなどを心がける事で詰め物や被せ物の寿命も変わってきます。★詳しい保険外治療についての料金表についてはこちら>>

2.銀歯、保険内の白い被せ物(プラスティック製レジン)の詰め物のデメリット

「昔、銀歯(プラスチック)を詰めて治したところはもう、虫歯になるわけがないだろう。そして、前歯は保険で白い被せ物にできるみたい、ラッキー☆」とお思いのそこのあなた‼ 2次虫歯のリスクをご存知でしょうか?
2次虫歯とは、経年的に材料が劣化したり、詰めもの自体が不適合だったりすると、詰めものの周囲の隙間から虫歯になってしまいます。これを、2次虫歯と言います。 2次虫歯の治療は、歯科治療の中で多くの割合を占めています。また、詰めものと歯の境目に沿って虫歯が進行するため、気付かなかったり、急に大きくなることが多く、神経を取るリスクが高まるため注意が必要です。 保険内でできる治療内容や歯科材料は決められているため、自費治療とは、歯の削り方、型取りの際の印象材、歯科材料全てが違うため、やはり保険内治療の被せ物の方が2次むし歯は出来やすくなってしまいます。

詰め物

また保険内で可能な、レジン前装冠(前歯の保険内被せ物)は白い素材がプラスチックレジンなので、吸収性のある材料なので、年数が経つと、変色しやすくなるデメリットがあります。保険内治療はコストはお安いですが、歯の健康や、見た目の美しさを考えると自費治療がオススメです。

3.セラミック 保険外をオススメする理由

虫歯治療といえば、銀歯を使うのが一般的。しかし、ここ最近の治療ではセラミックを選ぶ人が増えていると言います。セラミックとは、瀬戸物などの焼き物に使われる素材で、天然の歯と見分けがつかないほど自然に作られた被せ物の歯のことです。
セラミックの白い歯
当然ながら、銀歯は目立ちます。銀歯が見えると、話し相手も自然とそちらに目が行くので、それが気になって「人と話すのが億劫になる」「うまく笑えない」といった悩みを抱えている人も少なくないかもしれません。 一方、セラミックの場合、天然の歯の中に溶け込む自然な仕上がりなので、口を開けて笑っても目立ちません。その結果、人前でも自信を持って話せるようになり、自然と笑顔も素敵になります。セラミックは自分で白さの度合いを選べるため、天然の歯よりも白くすることも可能です。また、経年的な色の変化がないので、白い歯を半永久的に維持できます。美しい歯を手に入れたい人には、セラミックは非常にオススメです。 銀歯は虫歯の再発率が高いと言われています。数年経つと銀歯は口の中で劣化し、銀歯と歯の間にすき間ができてきます。そこに汚れが溜まって虫歯ができるのです。

セラミックは陶器の一種なので、口の中に長期間入っても安定し続けます。 適合性の面でも優れています。それは、セラミックは自由診療のため、作る過程で正確、精密性の高い高価な材料、機械を使います。そのため、ある程度経験値のある技工士でないと携われません。こういった理由から虫歯の再発率は格段に低いと証明できます。 金属は濡れたところで溶け出しやすい性質があり、銀歯を入れてしばらく経つと金属成分がイオン化して溶け始めます。やがて溶けた金属イオンによって歯や歯茎の色が黒ずみ、人によっては金属アレルギーを引き起こすケースもあります。 その点、セラミックは陶器なので心配ありません。ただし、中にはメタルボンドなどの金属を使用したものもあり、すべてのセラミックが100%安全とは限らないので注意が必要です。

セラミックって何?と思っていた人も、銀歯よりもセラミックを勧める理由をご理解いただけたのではないでしょうか。 セラミックは、健康的な面でも審美的な面でも銀歯より優れていると言えます。今まで銀歯しか取り入れたことがなかった人も、次に虫歯治療を受ける際にはぜひセラミックを選択してみてはいかがでしょうか。


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