歯ぎしりから起こりうる睡眠障害について

「眠っても朝すっきりしていない」「肩や首が凝る」「顎が痛む」というお悩みはありませんか?
これらの症状は歯ぎしりが原因の場合があります。今回は歯ぎしりよって引き起こされる様々な悪影響や、起こりうる睡眠障害についてお話しします。

睡眠中の歯ぎしりは無意識で起きてしまう

歯を抑える写真

歯ぎしりは、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
歯が擦り減ったり、割れてしまうこともあり、歯茎に強い力がかかることで歯周病の悪化につながる場合もあります。

また、強く歯を食いしばることで、顎の筋肉にも過度な負担がかかります。
そのため、口を開けるときに顎が痛むなどの症状が出る、「顎関節症」を誘発してしまう恐れもあります。 日中の歯ぎしりは、気が付いた時に上下の歯を離す癖をつけることで改善を目指すこともできるでしょう。 しかし、睡眠時の歯ぎしりは無意識であるため、気を付けてやめるということは難しいものです。
睡眠中に行う歯ぎしりのことを「睡眠時ブラキシズム」といい、本人も気付かないうちにさまざまな悪影響を受けている場合があります。 「朝起きてもなんだか疲れが取れていない」「肩や首が凝る」など、睡眠の質が落ちてしまうことも少なくありません。


歯ぎしりの対策法

それでは、歯ぎしりはどうすれば改善できるのでしょうか?
対策方法を見ていきましょう。

ストレスを減らす

ストレス は歯ぎしりの原因になると考えられています。 ストレスの原因を取り除くことが一番ですが、仕事や人間関係など、そう簡単に変えることのできない要因もあるでしょう。
せめて寝る前にリラックスできるよう心がけるだけでも、睡眠の質は変わってくるかもしれません。

たとえば過度な飲酒や、寝る直前までスマホ画面を見たりなど、睡眠を浅くしてしまう行動は控えるようにしましょう。 趣味や好きなことをして、リフレッシュする時間を持つことも大切です。
また、寝る1時間前くらいにぬるめのお風呂にゆっくりとつかると、眠りにつきやすくなるといわれています。

このように、寝る前にリラックスして睡眠の質を上げることで、歯ぎしりも軽減されるかもしれません。

歯ぎしりに関係する疾患の治療

胃酸や胃液、食べたものが逆流して食道を荒らしてしまう「逆流性食道炎」や、睡眠時に呼吸が止まってしまう 「睡眠時無呼吸症候群」は、歯ぎしりを誘発するといわれています。

歯ぎしりの原因となる疾患を持っている場合、治療することで歯ぎしりをしなくなることもあります。 身体のためにもきちんと治療を受けることで、歯ぎしりの解消効果も期待できるでしょう。

歯医者で治療する

歯医者で歯ぎしりについて相談し、歯ぎしりに対応したマウスピース(スプリント、ナイトガード)を作ります。
マウスピースは市販のものもありますが、歯医者では、自分の歯に合わせたマウスピースを作ってもらうことができます。 自分に有ったマウスピースは装着時の違和感が少ないため、市販品より抵抗なく使用することができるでしょう。 睡眠時にマウスピースを装着することで、歯ぎしりによる歯や筋肉へのダメージを軽減します。 歯や歯茎の損傷を防止するとともに、顎の疲れや痛み、肩こりなどのつらい症状改善にもつながります。

マウスピースの写真

歯列矯正

歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなり、それが歯ぎしりの原因となっている場合もあります。 また、噛み合わせが悪い状態で歯ぎしりをすることで、一部の歯だけに過度な負担がかかるという悪影響もあります。

歯医者では、歯列矯正を行い、歯ぎしりをしにくい綺麗な噛み合わせに整えることができます。 噛み合わせを整えることで、たとえ歯ぎしりをした場合でもそのダメージを軽減することができるでしょう。


適切な治療で歯ぎしりを改善しましょう

歯ぎしりにはさまざまな原因があり、特に睡眠時の場合、意識して改善するのは困難です。 自分に合った治療・改善法を取り入れることで、歯ぎしりの防止やダメージ軽減を目指すことができます。 神戸元町の神谷歯科医院では歯ぎしり対策のマウスピースや歯科矯正も対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

歯ぎしりを改善することで身体の不調を取り除き、質のいい睡眠を手に入れましょう。