虫歯は早期発見が大切!
自宅でもできる虫歯予防って?

歯の治療に伴う詰め物、かぶせ物について

痛みを感じない初期虫歯から、痛みを伴い神経を抜いてしまわないといけないほどになった虫歯、虫歯が進行しすぎて保存不可能となり、歯を抜かないといけない…など、色んな患者様が来院されます。その中で皆さんからの質問が多いのが治療後の『詰め物、被せ物』についてです。
保険適用の物がほとんどですが、見た目が気になる、白くできないのですか?と言った質問にお答えしたいと思います。

<保険適用の詰め物・被せ物>
●C0~C2と言われる初期虫歯
CR(コンポジットレジン)は1日で虫歯治療が終わり、従来の治療より削る量が少ないため痛みも少なく、白い詰め物で見た目も綺麗、しかも保険が適用になります。
ただ、初期虫歯に適用になりますので虫歯かな?と思ったら早めに予約を入れてすぐに見せに来てください!
●C2~の虫歯
神経までは到達していないが、近くまで進んだ少し深めの虫歯です。当院では、一旦歯の抗生剤を入れて痛みが出ないか様子を見て、問題なければ部分的な詰め物を作成します。それがよく耳にする『銀歯』です。
●C3~の虫歯
この段階になってくると、痛みが酷く出てくる方も多いと思いますが神経にまで虫歯が到達してしまっています…そのため、削る範囲も広くなるため歯全体を覆うように被せ物を被せるようになります。こちらも、銀歯が多く適用されますが、CADCAM(キャドキャム)という保険適用の白い被せ物にできる場合もあります。しかし、条件により適用できない場合もありますので、作成時に医師に相談してみるのをお勧めします。
●C4の虫歯
虫歯を放置しすぎて、残念ながら保存不可能になった歯です。この場合、抜歯処置を行い傷口が治った頃にどうするかを決めていきます。
両隣の健康な歯を削りダミーの歯を被せるブリッジ、入れ歯などが保険適用では選んでいただけます。

<保険適用外の詰め物・被せ物>
保険適用の例でご説明した虫歯治療での被せ物が保険適用外のものに変わります。
よく耳にされるのは『セラミック治療』だと思います。セラミックとは人工ダイヤモンドとして有名ですが、強く、軽く、美しく、そして体に優しい陶器に似た素材です。セラミックは透明感があり、綺麗でまるで天然歯のような仕上がりです。当院では患者様の歯の色、噛み合わせなど、個々に合わせて提案し、オーダーメイドでお作りします。
またインプラントや、ノンクラスプデンチャー(見た目の気にならない入れ歯)などもございます。
ご質問や分からないことは、担当医、もしくは受付にご相談いただければお答えしますのでお気軽にお尋ねください。

セラミックの歯の被せ物

虫歯は早期発見が大切です!

歯磨きの時などに、歯の色が少し変わった部分を発見したのに、食べ物や飲み物が染みたり痛みを感じたりはしないから…と放置してしまい、後から後悔した経験はありませんか? 虫歯は進行度に応じて治療方法や費用が異なります。虫歯は早期発見が早期治療につながり、簡単な治療ですみます。
虫歯の一歩手前か、あるいは初期虫歯(CO)であれば、口内環境を整えることで再生可能です。また、多少黒くなってしまった虫歯であっても、削らずにフッ素塗布、ブラッシング指導や定期検診などによって、虫歯の進行を止められる可能性があります。ただエナメル質が黒くなり、C1程度の虫歯になった状態であれば、歯科用レジンを詰める治療が必要になります。(1回の保険診療で2,000円程度で済みます。)
冷水や甘いものでしみる症状が出てきますと、エナメル質だけではなく、象牙質までもが虫歯(C2)が進んでいる可能性が高いです。象牙質を削るときには痛みを伴うので、多くは麻酔を用いて治療する必要があります。このあたりから、「本格的な虫歯」という感覚になってきます。人工的な詰め物になると、保険診療の銀歯でも4,000円以上かかりますし、白い詰め物をする場合には40,000円以上になります。
そのため痛みが出る前に、早ければ早いほど治療による患者さまの身体的な負担が軽く済み、治療期間や治療費も抑えられます。虫歯は初期の虫歯であれば、必ずしも削る必要はありません。削らずに経過観察を続けることも可能です。
痛みが出るような虫歯になると、神経の治療をしなくてはならず、削らなくてはなりませんので、そうなる前に自身で口の中を虫歯になりにくい環境に整えたり、定期的に歯科検診を受けるなど虫歯予防に努めることが大切です。

自宅でもできる虫歯予防

●虫歯菌が増える寝る前の歯磨きが一番大事
寝る前の歯磨きが一番重要です。寝ているときは虫歯菌が活発になり、唾液の量も減るため虫歯になりやすい時間帯です。朝は口臭予防、昼は身だしなみ、夜は虫歯予防を意識してもらえば虫歯予防がしっかりできます。
●20%磨き残しを減らすことができるデンタルフロス☆
歯ブラシでは60%、デンタルフロスでは20%の汚れを落とすことができます。虫歯の90%は歯と歯の間から出来てしまうことを考えると、歯と歯の間の汚れを落とすこの20%には、それ以上の効果があることがわかります。歯磨きの時はデンタルフロスを先に行う習慣を付けてみてください。

デンタルフロス

●歯磨き粉の量は多め、ゆすぎは少なめ
現在の歯磨き粉の多くにフッ素が含まれていて、このフッ素のおかげで日本人の虫歯が減ってきました。フッ素をできるだけお口の中に残すために、まず歯磨き粉をつけずに磨いてから、最後に歯磨き粉の量は多めにして磨いてゆすぐのは1,2回程度で味が残るくらいにすると効果的です。
●1日1回フッ素洗口の虫歯予防習慣
虫歯のリスクが高い方や子供には寝る前に1回フッ素洗口を行います。また歯磨き粉の味が苦手な子供にもおすすめです。無味無臭で、歯医者で売っている「フッ化ナトリウム洗口液」はそのままゆすぐことができるのでおすすめです。
●1日3度の健康的な食事で虫歯退治
歯は食事のたび、間食のたびに虫歯菌が酸を出し歯を溶かします。唾液によって溶けた歯は戻りますが、間食が多い人や、飴や糖分の入った飲み物を常に口にしている方は歯が溶け続け、虫歯になってしまいます。健康的な食生活をおくれば虫歯は予防できます。
●歯磨きできないときの簡単なキシリトール
仕事や学校の昼休みに歯磨きをすることってなかなか大変ですよね。もちろんしたほうが虫歯予防にはいいのですが。どうしてもできないときは食後すぐにキシリトールガムを1粒かんでください。虫歯の発生や進行を抑える効果があります。

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