気になるロゴボは自力で治せる?

スタッフブログ(矯正)

口ゴボとは

口ゴボ 上顎前突 出っ歯の画像

 

口ゴボとは、上下の唇(口唇)全体が前に引っ張られていることで唇が前方に突き出している見た目のことをいいます。

上下の唇が突出しているので、口元がモッコリした状態になっています。鼻の下が長めで前に飛び出しているといった場合が多く、全体的に口元に突出感があるような状態です。

普段口が閉じにくい状態(口唇閉鎖不全)なので、無理に口を閉じようとすると、下顎の先端部分(オトガイ)に梅干状のシワができる方が多いのも特徴です。

口ゴボになる原因

口ゴボの原因としては、大きく分けて先天性と後天性に分かれます。先天性の原因は、遺伝など生まれつきによるものです。

後天性の原因は、発育段階で顎があまり成長しなかったり、逆に成長しすぎてしまったりすることによるものです。また、日本人は欧米人と比較すると遺伝的に顎が小さいという傾向が見られます。

それらに加えて食事内容の変化により、かたい食べ物を噛む頻度が減り、顎が未成長のまま大人になることも原因の1つに挙げられます。

口ゴボを自分で悪化させてしまう癖

口呼吸

文字通り鼻ではなく口で呼吸をする状態を指します。鼻呼吸であれば口の周りの筋肉(口輪筋)は縮んでおり、口は閉じています。それによって唇が歯を前から支えています。

一方、舌は上の歯を裏側から支えており、前後からの支えで歯並びはキープされています。しかし口呼吸によって口が開いた状態になると、口輪筋はだらりと伸びており、舌は宙ぶらりん状態になってしまいます。

支えを失った歯並びは悪くなることが多く、口輪筋の筋力自体も衰えてしまいます。このような状態が続くと歯並びが乱れて、口元がモコッとなりやすいのです。特に幼少期の頃に、口呼吸の癖がつきやすいと言われています。

口呼吸をしている女の子の画像

〈口呼吸している場合の顔の特徴〉

鼻の下が長い
口呼吸を続けていると、お口が開いたままになっていることが多く、顏の周りの筋力が衰えてしまいます。そのため鼻の下が伸びた様な顏つきになったり、顏が長いといった印象になってしまいます。
顎がほとんど無い
口呼吸を続けていることで、顏の筋肉がたるんでしまい、下あごが小さいことやあごが引っ込んで首との境目がわかりにくい状態になってしまいます。
出っ歯になっている
口呼吸を続けていると、筋肉が衰えてしまい、舌を正しい位置におくことができず、前歯を舌で押してしまうことがあります。
その為、出っ歯になってしまうのです。また、下のあごが小さいことも上の歯が強調されてしまう原因になり、出っ歯に見えてしまう原因になってしまうのです。
唇が分厚い
口呼吸になっているとお口が開いたままになって、無意識に唇を出した様な状態になってしまい、これがくせになって長期間過ごしてしまうと、たらこ唇の様になってしまうのです。

下唇を噛む

緊張やストレス、考え事をしているときなどに下唇を噛みこむ癖がある方は、口ゴボになるリスクがあります。

噛みこむ頻度が高いと、上の前歯が徐々に前方に傾き、唇を押し出すことで口元全体が前に出ている状態になります。

舌の位置

口を閉じた時の正しい舌の位置は、上顎の裏側に軽くついている状態です。

前歯の裏側に触れていたり、上下の歯の間を突き出すように前に出ている状態の方は、将来的に口ゴボになってしまうことがあります。正しい舌の位置を意識してみましょう。

幼い頃の指しゃぶり

3歳を過ぎてからの指しゃぶりやおしゃぶりは、歯並びの乱れを引き起こします。

指しゃぶり自体は発達過程で起こる自然な行為ですので、無理に辞めさせる必要はないですが、3歳を過ぎてからも習慣的に指しゃぶりをしている場合は専門機関に相談してみると良いかもしれません。

柔らかいものばかり食べる

顎の未発達により口ゴボになってしまうケースがあります。

将来しっかり歯が生えそろうスペースがしっかり作れるよう、幼少のころから噛み応えのある食事や間食を与えて顎の成長を促しましょう。大人になってからも、柔らかいものばかり食べていると顎まわりの筋肉が衰え、口ゴボや歯並びの乱れなどを引き起こすことがあります。

口ゴボによる弊害

口ゴボは見た目以外にも、歯磨きがしにくいため、虫歯・歯周病になりやすくなる、着色が付きやすくなる、口臭がきつくなるなどの弊害があります。

口ゴボを治すための治療法

歯や口元のお悩みで多いのが、上顎前突についてのお悩みです。

上顎前突は日本人に多い不正咬合でいわゆる「出っ歯」の歯並びを指します。 上の前歯が他の歯に比べて極端に前に突き出ている状態になっていたり、上あごの骨自体が飛び出しているケースもあります。

あごの大きさや顔の骨格、歯の大きさやバランスなどは遺伝の影響を受け、出っ歯になることがあります。

癖が原因なのか、遺伝が原因なのか…親から引き継いだ遺伝が原因であれば防ぐことが出来ませんよね。 癖が原因の場合でも癖や習慣を改善をすることで口ゴボの予防をすることはできますが、口ゴボを自力で治すのはほぼ不可能となります。

口ゴボを直す治療として、矯正治療が必要となります。矯正での治療法について詳しく説明します。

出っ歯(口ゴボ)の治し方は大人と子どもで大きく異なります。

子どもは骨格の成長を利用して治療を進行しますが、大人は歯と骨格を動かしての治療です。出っ歯になっている前歯を引っ込めるためには小臼歯という前歯と奥歯の中間にある歯(前から4〜5番目)を抜歯し、そのスペースを利用して前歯を引っ込めるという方法をとります。

出っ歯治療のイメージ画像

小臼歯を抜くと、そこには5mmくらいのスペースができます。そこに前歯を下げていくわけですが、前歯が下がると、上あごの骨格自体も下がりますので、歯だけでなく骨ごと下がるために顔立ちがかなり変わって、美人・男前になります。

上下の前歯とも、後ろにさがり、それに伴って骨格ごと下がり、横顔がキレイになります。

大人マウスピース

1,100,000円+ 診査50,000円(税込)

大人マウスピースの画像

大人ワイヤーを併用した治療法

950,000円〜1,080,000円+ 診査30,000円(税込)

大人ワイヤー矯正治療の画像

子ども矯正

400,000円(税込)

子ども矯正の画像

 

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