歯が痛む原因の多くは虫歯です。この場合であれば、歯医者さんで適切な治療をすれば痛みを抑えられます。 しかし、歯が痛むのは、歯だけが原因とは限りません。歯や歯茎に問題がないときは、他の原因によって痛くなっていることが考えられます。
今回は、歯が痛くなる原因についてご紹介します。
そもそも痛みを感じるのはなんで?
痛みは、体で起きている不調を示すサインです。
体に不調が起こると、痛みの信号が神経により脳へと伝えられます。痛みを感じたりその強さを判定しているのは脳です。 痛みは体の一部の怪我や病気の程度の他に、神経の痛みの伝えやすさや脳の痛みに対する敏感さが大きく関わっています。
この神経や脳が関わっている痛みの部分を”心因性”といいます。 ストレスや不安、抑うつ、不眠などの要因があると、症状がうまくコントロールできません。 たとえば「痛みはあってはいけない」といった考えは、不安の増強につながり、さらに痛みを悪化させます。
歯が痛くなる原因
歯原性歯痛と非原性歯痛の2つに分けられます。
歯原性歯痛
歯や歯茎、歯の神経が傷つき炎症することで起こります。
非歯原性歯痛
代表的な非歯原性歯痛のひとつが筋・筋膜性歯痛です。筋・筋膜性歯痛とは筋肉痛の一種で、噛む筋肉の炎症による痛みです。ストレスや食いしばりが大きな原因となります。
三叉神経痛や群発頭痛が原因で、歯痛を感じることがあります。歯痛だけでなく、顔に触れると激痛が走る場合は三叉神経痛、1日に何度も頭痛を繰り返すときは群発頭痛の可能性があります。
この他にも、狭心症や心臓病などの病気や心理的、社会的要因で歯が痛むこともあります。歯医者さんに行っても歯が痛い原因がわからないときは、歯科以外の科を受診することも検討してみましょう。
歯が痛いときの対処法
歯医者に行く
歯が痛いときは、まず歯医者さんで診てもらいましょう。
虫歯や歯周病の場合は治療してもらえますし、他の病気が原因の場合でもアドバイスが受けられることもあります。 歯と歯茎に異常がない場合や治療しても痛みが治まらないときは、他に病気はないか、ストレスによる歯痛かどうか見極める必要が出てきます。
筋・筋膜性歯痛や三叉神経痛、群発頭痛などの症状が見られず、歯がずっと痛い、痛みの範囲が広がる、痛み止めが効かないときには、ストレスが原因となっている可能性が考えられます。
痛みを緩和する方法を考えましょう。
鎮痛ツボのマッサージ
下唇と顎の間にある中央のくぼみは承漿と呼ばれ、歯痛と歯茎の腫れをやわらげてくれます。
やり方は唇を閉じた状態で親指または中指で3秒から5秒、強めに5回ほど押すだけです。 手の人差し指と親指の間にある合谷は万能ツボと呼ばれ、歯痛だけでなく肩こりや眼精疲労にも効果が期待できます。 やり方は2分から3分ほど強めにもむだけです。どちらも簡単にできるので、試してみてください。
ストレスを溜めない生活を
ストレスをためないよう心がけることも必要になってきます。 目覚めがスッキリしない、風邪をひきやすいときは、疲れがたまっていないか振り返ってみましょう。
パソコン作業などで同じ姿勢を長時間続けると筋肉が緊張し、筋・筋膜性歯痛になることがあります。休憩時間には体を動かすなど、筋肉の緊張をほぐす工夫をしましょう。 夜更かしや歯ぎしりなど、日常生活の悪い癖を直すことも大切です。
歯の痛みでお悩みの方は神戸元町にある神谷歯科までご相談ください。
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- 歯を長持ちさせたい!虫歯の再発を防ぐ秘訣